【食物文化科】第1回郷土料理伝承事業「小豆ばっとう」
6月5日(水)、食物文化科3年生の課題研究「地域資源と食文化コース」の生徒たちを対象に第1回郷土料理伝承事業が行われました。
今年の地域資源と食文化コースは、気仙地域の郷土料理の一つ「小豆ばっとう」をテーマに研究活動を行っています。
大船渡農業改良普及センターの協力の元、小豆ばっとう食の匠の松田ひろ子さんをお招きし、基本の小豆ばっとうの作り方を教えていただきました。
はじめに、松田ひろ子さんから小豆ばっとうの由来をお話ししていただきました。
小豆ばっとうは、中力粉で作ったはっとうを小豆と一緒に食べる郷土料理で、盆の7日に「7回水浴びをし、7回はっとうを食べる」といわれていました。また、農作業の小昼や行事食としても食べられていたそうです。
食べ比べてみると、、、
・はっとうの固さ、厚さ
・小豆の甘さ
・汁の量
などさまざまな面で松田さんとの違いが感じられました。
最終的に、審査会での認定を経て11月23日(土)に高校生による地域住民の方々に伝承会を行います。
ここからさらに研究を重ね、食の匠松田ひろ子さんの味に近づけられるよう努力していきます!