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【食物文化科】第4回郷土料理伝承事業(審査会)

10月16日(水)、食物文化科3年生の課題研究「地域資源と食文化コース」の生徒たちを対象に第4回郷土料理伝承事業が行われました。

第1回郷土料理伝承事業の様子はこちらから☟

郷土料理伝承事業も今回で第4回目となりました。今回は、食の匠「松田ひろ子さん」の小豆ばっとうと、高校生の小豆ばっとうを比較します。

審査員には、大船渡の農業改良普及センター所長様、大船渡市農林水産部農林課、本校家庭科教諭など複数名の方々を、審査員にお招きし審査していただきました。

早速、はっとうを仕込み始めます!
生地をこねるのも慣れてきました✨
生地と同時進行で小豆を煮て、味を調えます。
生地を寝かせたら、幅1㎝になるよう慎重に切っていきます。
はっとうを茹でたら、小豆と絡めて完成です!
生徒と同時進行で、匠も小豆ばっとうの仕上げに入ります。
こちらが食の匠 松田ひろ子さんの「小豆ばっとう」
全員の小豆ばっとうが出そろいました!
いよいよ審査会が始まります!
一つの小豆ばっとうにつき、審査時間は5分間です。
審査用紙に記入しながら、食べていただきます。
審査中は、緊張な面持ちの生徒達💦
審査終了後、審査員の皆様から講評をいただきました。

一部を紹介します。
【食の匠 松田ひろ子さん】
・コシがある
・もう少し汁気があっても良い
・ばっとうの固さがそれぞれなので、ゆで時間はばっとうが浮いてきてから3分後に取り出す

【大船渡農業改良普及センター 所長】
・それぞれ違いがあるが、それでよいと思う
・生まれた土地の文化や背景を含めて、郷土料理を伝えていってほしい
・食で人と人とをつなぐ活動を今後も続けて欲しい

など様々なアドバイスや、励ましのお言葉をいただきました。

最後には、今後の展望について生徒達から提案する場も設けていただきました。

次回は、
11月30日(土)「陸前高田コミュニティーホール調理室」にて
高校生による伝承会ということで、地域住民の方々に「小豆ばっとう」を
伝承する活動が行われます。